ドラえもんと、妄想。 - 1学期のとある定例運営委員会 PTA会長挨拶

2015年7月5日
PTA 定例運営員会にて

いつもPTA活動にご尽力をいただき、ありがとうございます。早いもので、もう7月。実務面でも多方面に渡ってお力を尽くしていただき、感謝しています。

さて、儀礼的な「挨拶」というものが苦手なので、今回から、昨年に続いて何かしらのテーマに沿って挨拶できればと思っています。私は事業の一環で子育て支援メディアを運営していました。全国のママ、4,000人に読まれているメルマガを執筆していたこともあり、その中から、特に反響の多かったものも含めてお話しできればと思います。

突然ですが、妄想ってしてますか?

ある法則について書きます。エミール・クーエさんという、フランスの「自己暗示法の創始者」が発見した法則です。彼は、薬剤師をした頃に、ある法則に気がつき、その後、自己暗示法による診療を始めました。エミール・クーエさんの発見した法則、「エミール・クーエの法則」です。

法則1:意思と想像力が争えば必ず想像力が勝つ 。
法則2:想像力は意志の力の二乗に比例する。
法則3:意思と想像力が一致すればその力は和(+)ではなく積(×)である。
法則4:想像力は誘導が可能である。

言葉の絡み合いが複雑なので、敢えて簡易化します。

漫画『ドラえもん』にこんなシーンがあります。「オモイコミン」という道具の出てくる回。部屋で寝っ転がっているのび太。ドラえもんが話を聞くと、「やるべき事はたくさんあるんだけど、どうせ巧くいかないからそれならはじめから何もしないことにした。」みたいなことを言います。ドラえもんは怒ります。のび太に畳の「へり」の上を歩かせ、次に「ブロック塀」の上を歩かせようとします。しかし、のび太は怖がって落ちてしまいます。「畳のへりよりも幅があるのだから、畳と思いこめばいい」と「オモイコミン」という薬を飲ませると、のび太には塀の上が畳のようにみえ、スイスイと高い塀の上を歩いていく、という描写。

まさに、これです。

出張で急いで出かけなければいけないのに、ニュースでみた「墜落」の映像が頭をちらつき、搭乗の際に足が震えるといったことも、これ。意思をもって何かをしようとしても、想像力がネガティブな方向に働くと、意思力よりも、圧倒的に想像力の方が強く働く、ということです。

つまり逆に言えば、想像力を全開にすれば、あなた(と、世界)は、その想像力の方向に傾くということです。良いイメージを強くつくれば、人生は変わります。そして、もっと言えば、この「良いイメージ」は、人に語ってこそ、実現までの道のりが短くなります。加速します。

この世界は「他者との関わり」の中で出来ています。ひとりで生きていける人は(恐らく)いません。つまり、他者を巻き込んだ人ほど人生は好転し、動きます。自分勝手な、自由な想像をしたら、どんな未来が見えて来ますか??お子さまの妄想に共感し、時に、保護者の妄想もお子さまに聞かせてみてください。友人や仲間に話してみてください。きっと、面白い化学反応が起きるはずです。

今月も、よろしくお願いいたします。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

この投稿の趣旨

10,000時間の法則、というものがあります。

ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、10,000時間以上の練習・努力・学習が必要というものです。世の中には、この法則について「十分条件」と「必要条件」がごっちゃになって語られている場面もあります。ただ、まぁ、堅いことを抜きにすれば、10,000時間もの時間を投資して何かをやってきたことは、自分自身の「自信」にしても良いもの、と思います。

私は「子育て」に関しては、優に10,000時間を超える試行錯誤をしていますが、その中の2,000時間ほどは、PTA会長として過ごした時間が含まれます。子どもたちの通う小学校で3年間、(東京23区の、とある)区全体の連合会長として1年間、活動をさせてもらいました。

歴史が長く、あまりにシステマティックに組織運営がされていたため、運営そのものはママさんたちにお任せして、私は私ができることをしよう。そう思って就任半年後、2学期から、少しずつメッセージを発するようになりました。

そのスピーチ録を、フリー素材として公開しようと思います(著作権は放棄していません)。そもそもは、親や先生に私の考え方や価値観をリーチさせ、そこから「かっこいい背中の大人」を更に増やすことができれば、私がビジネスを通じて実現したいこととも通じるな、と思って始めたことです。かっこいい背中の大人が増えれば、子どもたちは、未来や自分自身に対して、更に強い希望を持つことができます。そういう子どもが増えれば、世界はもっと、魅力的なものになります。

世の、仕事がありながらもPTA活動等、子どもたちの過ごす環境の改善に努めてくださっている方のお役に立てれば、と思います。役割上、スピーチや、意見表明、書面への寄稿をするシーンも多々あるかと思います。時に、それらを創作する時間がないときには、文章をこのまま使っていただいても構いません。その際、特にクレジット表記等も要りません。笑

Leave a Comment