年商1億円の壁を越えられない社長

売上げUP・シェア拡大をしたい

年商1億円の壁を越えられない社長

蒸し暑いその日。
ケバブの匂いが香るその歩道を
一緒に歩く彼は、こう言った。

「顧客管理用のクラウドを契約しないと・・・。」

私が顧客名簿の重要性と、その管理方法について
セッションをした後の話。

革靴の音が、カツカツと響く。
歩道が広いせいか、あまり人の話し声がしない。
彼の話し声はクリアに聞こえた。

私は問い返す。

『なぜですか?エクセルで充分ですよ。』

彼はこう言った。

「だって、ゆくゆくエクセルでは対応できなくなりそうだから。」

* * *

事業には、ステージがあります。
規模のステージです。

ビジネスとしての第一ステージは、
年商が1億円までです。
世界的にみても、およそ100万ドルの辺りに
経営者としての対応事項に、壁があります。


年商1億円未満のステージの経営者が
まず何よりも優先して取り組むべきことは、
「自社のサービスを売る」
ということです。


おっと。
ここで読みやめないでください。
当たり前のような話をしていますが、
その当たり前の少し先の話をするのが、
今回の記事の意図です。


年商1億円未満のステージの経営者が
まず何よりも優先して取り組むべきことは、
「自社のサービスを売る」ということ。


要は、それ以外のことは
全て優先事項が低くなる、ということです。

良い物件に入居すること、
性能の良いパソコンを入れること、
組織体制をつくることそのものに尽力すること、
顧客管理用のツールを契約すること、
かっこいいロゴを名刺に印刷すること。

これらは、もちろん「必要なこと」かもしれません。
ただ、優先順位が低いのです。


モノが売れなくて潰れる会社はあっても、

良い物件に入ってなくたって、
性能の良いパソコンがなくたって、
組織体制が不完全であったって、
顧客管理用のツールがなくたって、
かっこいいロゴが名刺に印刷されていなくたって、
それが理由で潰れる会社というのは、まずないはずなんです。


であるならば、
まずは優先度の高い「モノを売る」
ということに、重きを置いて活動してみてはどうでしょう?
と思うのです。


冒頭の話に戻ります。

「だって、ゆくゆくエクセルでは対応できなくなりそうだから。」

という彼の言葉を受け、私は応えました。

『そうかもしれません。ただ、その頃には、
そういうシステムに移行するために必要となる費用が
恐らくストレスなく出せるようになっているはずです。
なので、今は顧客を管理するシステムより、
きちんと顧客と向き合うことから始めてはいかがでしょう?』


その彼の会社も、
今や年商1億の壁を乗り越え、次のステージで活躍しています。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

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